【所有PCの紹介 2台目】3年我慢して買ったPCは X1Gだ!

X1Gって何?

シャープから1982年11月に発売された初代X1(CZ-800C)の後継機で、
その7代目として1986年7月にX1Gという名で発売されました。
当時でも珍しい縦置きと横置き両方対応した筐体を採用し、本体カラーはブラック(B)とオフィスグレー(G)の2色でした。
X1 turboシリーズを除き、X1Gが初めてビデオ出力端子を装備していました。

X1Gには内蔵デバイスが違う2つのモデルが販売されました。
・Model10 (CZ-811C)    89,800円   テープレコーダー内蔵
・Model30 (CZ-812C)    129,800円   5インチ(2D)FDDx1内蔵 ※オプションでFDDをもう1台追加可能

パソコンテレビと銘打ち当時とても人気がありましたが、パソコンテレビの機能を使うには専用のディスプレイが必要でした。
テレビ画面とパソコン画面の重ね合わせ(スーパーインポーズ)を実現し、パソコンのサブ電源を切っていても(80C48省電力チップ制御により)、キーボードやプログラムからテレビのチャンネルや音量を操作出来るのは斬新でした。

 

スペック

パーソナルコンピューター CZ-822C仕様

項  目 仕    様
RAM メインメモリ(64KB)
VRAM(4KB)
PCG用RAM(6KB)
GRAM(48KB)
ROM IPL用ROM(4KB)
キャラクターゼネレーター用ROM(2KB)
第一水準漢字ROM
フロッピーディスク 5インチ2D(320KB)×2基
カセットデーターレコーダー 電磁式カセットレコーダー用インタフェース内蔵
拡張I/Oポート 2ポート内蔵
ブラック,オフィスグレー
価格 \118,000
発売時期 1986年7月(昭和61年)

 

パーソナルコンピューター CZ-820C仕様

項  目 仕    様
RAM メインメモリ(64KB)
VRAM(4KB)
PCG用RAM(6KB)
GRAM(48KB)
拡張I/Oポート 2ポート内蔵
ブラック,オフィスグレー
価格 \69,800
発売時期 1986年7月(昭和61年)

 

ベンチマーク (性能テスト)

実施せず。
ベンチマークという概念が当時無かったような・・・




現状

廃棄済み。
大きな家に引っ越せれば、なるべく綺麗な中古品を買ってオブジェとして部屋に飾りたいです(笑)
黒とグレーで、テープ内蔵のモデル10とFDD内蔵のモデル20を・・・。


X1Gとの思い出

X1Gは自分で貯めたお金で買った最初のPC(FM-New7は買ってもらいました><)なので、
FM-NEW7と同等、むしろそれ以上に思い入れがあります。
買ったのはテープ版の安いモデル10でしたが、ずーっと貯めていたお年玉はほぼゼロになりました><

小学生の頃、友人の家にX1C+外付けFDD(5インチ)x2がありました。
そこで当時大ヒットした「ザナドゥ」や「ファンタジアン」を友人と一緒にプレイしたのは良い思い出です^^
その時からいつか自分の家でもザナドゥをプレイしたい!とずーっと思っていたので3年我慢してX1Gを買って家で「ザナドゥ」や「ファンタジアン」をクリアするまでじっくり遊びました。
   
本当に至福の時でした。
X1Gにだけなぜかファミコンと同じコントローラーが付属していて、それを使ってシューティングゲームも楽しみました。
コントローラーを友達に貸したらカリパクされてしまい、2度と手元に帰ってきませんでした><
貸すんじゃなかったと後悔した記憶があります。



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