【初心者向け】Linuxって何? を分かりやすく解説

そもそもLinuxって何?

まず最初にLinuxの読み方は、”りなっくす”です。
Linuxは「Windows」や「MacOS」と同じOSの1つです。
Linuxはフィンランドのリーナス・トーバルズ氏がUNIXを勉強する為に自分用に開発したOSが元で、1991年にネット上に公開されました。
始めは32ビットのパーソナルコンピュータに搭載されただけでしたが、現在では銀行の基幹システムや社内サーバー、テレビやスマホ(Android)やゲーム機(PS2、PS3、PS4など)にも使われています。
世界中で驚くほど身近なものに使われていて、知らないうちに皆さんもLinuxを触っているのが現状です。
これを知って少し”(´▽`) ホッ”とした人や興味を持ってくれた人がいたら嬉しいです。

※OSとは
Operating Systemの略でコンピュータ全体を管理し、人が使えるように全体を管理しているシステムの事です。
コンピュータ上で基本となるソフトウェアなので、OS = 基本ソフトウェアとも呼ばれています。

 

Linuxの特徴

①セキュリティが高い

基本的にLinuxはWindowsに比べ、致命的なバグが少ないと言われています。
セキュリティホールがあってもすぐ修正されるので、強固なセキュリティが必要な銀行系基幹システムで使われているのも納得です。
それともう1つ、Windowsよりも圧倒的にユーザー数が少ない為、ハッカーやコンピュータウイルスの攻撃対象にされにくい事もあげられます。

②動作が早く、安定性が高い

Windowsのように色々と出来るわけではありませんが、その反面、動作が軽いので古い低スペックのマシンでも軽快に動きます。
新しいPCを買って、古いPCにLinuxを入れて遊んだり、勉強したりする人が沢山いるのはこのためです。

③オープンソースである

オープンソース = OSS (Open Source Software)の略で、簡単に言うと商用非商用にかかわらず誰でも使え、さらに改変、配布が出来るライセンス形態のことです。
以前はUNIX系OS(ソラリスやFreeBSD(MacOSはこっち))の方がシェアがあり勢いもありましたが、今は完全にオープンソースのLinuxの方がシェア・勢いとおmに圧倒的に優位にあります。
この為、UNIXを勉強するよりもLinuxを勉強する人が多いのが現状です。

④無料で使える

Windowsは有料で販売されています。
Windowsには様々な種類がありそれにより価格が違いますが、だいたい1万5千円~5万円位の間で販売されています。
LinuxはRedHat Linuxなど1部のバージョンを除き、全て無料で使えます。
Linuxが無料で気軽にインストール出来るので、もの凄い勢いで世界中に広がり、驚くほど高性能化して行きました。

 




 

まとめ

Linuxは世界中で使われていて、知らないうちに身近なところで使われている事が分かったと思います。
Windowsみたいに色々なことは出来ませんが、クライアントOSみたいに普通にインターネットも出来ますし、色々なサーバーを構築するなどWindowsに出来ない事が沢山出来ます。
Linuxは色々なディストリビューションがあるので、「このLinuxは面白そうだ」とか「使いやすそうだな」とか感じたものを、古いPCにインストールして勉強するのも良いでしょう。

 


Related posts

Leave a Comment